オペラ座の怪人、シカゴ、ライオンキング、ウィケッド、ブックオブモルモン、アラジン、ハミルトン、ディアエヴァンハンセン、カム・フロム・アウェイ
これらはニューヨークのブロードウェイにて、歴代ロングランであり現在上演中の一覧である。
一位のオペラ座の怪人は初演が1988年1月で回数が13000回を超えている。
もっとも古いものはライトニンで1918年8月と記録があった。
ミュージカルが誕生した初期のアメリカでの演劇は、いまのように物語の筋書きを説明するのもではなかったと『Kennedy Center』の記事にて紹介されている。上記の通り筋書きには関係のない、ポピュラーソングを取り入れたものから始まったミュージカルはその後、音楽とストーリーが結びつき、曲自体がストーリーを持つようになったようだ。
本格的にストーリーに盛り込まれた演目が1927年初演の「ショウ・ボート」であり、『ブロードウェイ・ミュージカルの始まり』と言われている。
そんなミュージカルの独特な要素として、どのミュージカルでも最初に主人公の心の望みを知ることで、考えさせられるということがある。
音楽と動きがあれば、たとえ言葉がわからなくても何かを感じることができる点もミュージカルが持つ魅力の一部であると言える。
エンターテイメントとして、ミュージカルは戦争や、貧困、環境問題、いじめなどの題材があり、難しいテーマでもクリエイティブに、ユーモラスに学び、語られる存在でもある。
そんなミュージカルは1970年代にかけて、劇場は比較的安定せずに低迷期があったという。当時は「豪華さ」が表現にエネルギーを注いでいたようだが、
観客のニーズや、技術そのものが変化されてきた結果、独創的なインスピレーションを与えることができるようになってきた。
またビジネスの不振から脱却した要素に「ディズニー」があり、子供や家族など多くの人に受け入れられることができたと述べられている。
物語はどんなことからでもやってくる。興味を持てば、どんなものでも面白い。
素敵な旅を!
初めての海外でニューヨークに向かう友人へ